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2024/12/26 17:27
サビに強い理由
屋根や壁はもちろん、柱や梁、胴縁などの骨組み剤にもプレコートのカラー鋼板を使用しています。このプレコート鋼板は、接合部分まで塗装したあとに加工されるため、耐食性に優れており、サビに強いという特徴があります。
■プレコートの特徴
折り鶴を折った状態を成形加工した状態とすると、そこから塗装したものがポストコートですが、色が塗られていない部分があります。れに対し、プレコートは折り鶴を折る前に色を塗っており、塗り残しがないためサビに強くなっています。下の画像は500時間塩水噴霧試験(ヨドコウ調べ)の結果です。ポストコートに比べ、プレコートはサビが少ないことがわかります。


沖縄県での暴露試験

■沖縄県にて暴露試験を10年単位で行い検証された耐候性
高い耐候性が必要になる建築用素材を製造する建材メーカーであるヨドコウでは、耐候性を追求するために様々な実証試験にも取り組んでいます。
鋼板商品では、暴露試験と呼ばれる厳しい自然環境下で鋼板の変退色・腐食・チョーキング・等を確認する屋外での耐久試験を日光の照射量や塩害が多い沖縄県で10年単位で行い検証。その中でもあえて、日光の照射量の多い南向きに設置し厳しい環境で品質を追求しています。
ヨドコウの実績
ヨドコウは、さいたまスーパーアリーナ、関西国際空港、ヨドコウ桜スタジアムなど、多くの金属屋根や壁の施工実績があり、耐久性や耐候性が重要視される建築用素材において、長年にわたり鋼板製造や表面処理の技術を培ってきました。この技術によって生み出される高品質な鋼板は、ヨド物置、ヨドガレージ、ヨド倉庫などにも採用され、高い評価を得ています。

ヨドコウ製品ができるまで
ヨドコウでは、物置やガレージの原料となる鋼板の製造から加工までを一貫して自社で行っています。各工程を最適に連携させることで、機能性、耐久性、デザイン性などの付加価値の高い製品を提供しています。
■STEP1:鋼板製造
■STEP2:プレス・整形
■STEP3:製品完成!
CULTURAL PROPERTY
■文化財の保存・公開
ヨドコウでは、アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトが設計した重要文化財であるヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)を保存・管理しており、「社会の資産」という観点から一般に公開しています。
■歴史的建造物の再生
ヨドコウは、2022年の4月から10月にかけて解体された中銀カプセルタワービルの1つを取得し、移動可能なトレーラーカプセルとして再生。これをYODOKO+のブランドシンボルとして掲げています。